ONE

天気予報では雨の午後に
電車に乗って君に会いに行く

まだ降ってないから手ぶらの僕と
用意周到に赤い傘を下げた君

じゃまになるけどなきゃ困る時がある
そんなモノを一杯持ってる君がいないと
ほんとは困り果てて途方に暮れる僕がいる


つまり、君 足す 僕の
そんな毎日の中で二人 幸せ


時々横向く八方美人な僕がいて
人見知りな君が隣で突っつく

つい大袈裟な口調で咎めあっては
肩を離して歩く駅までの帰り道

半分づつ持ち寄って一つの空間にいるから
たまにはみ出した所を無駄に感じてしまうんだ
ほんとはもっと大きな円の中で笑いあえるのに


つまり、君 引く 僕も
僕から何か除く事もできないのに


だから、君 足す 僕で
作りだした毎日がやっぱり 幸せ
by Shogo Suzuki