by Shogo Suzuki
凍った世界から鋭い声が響く
ステレオタイプの正義が壊れる

なし崩しで建て増した栄光が
ひねくれ者達によって消される

今まで多くの事に蓋をしては
臭ってこないから目をそらしていた

暖炉のそばで悲劇に泣いたり
実感のまいまま同情する事も覚えた


必死に楽しく笑おうとする人たちに流れる唄は
この先をどう変えていけばいいと言ってるのか

繰り返し、繰り返し、繰り返し。


平和のために殺すと指導者は言う
世界のためにスイッチを押す者がいる

人ごとのようにばらまかれた映像が
エンターテイナーによって色づけされる

何も分からない少年に銃を渡す
神のためだと背中を押す者がいる

怒りの矛先を巧みに変えながら
得するカードばかりを集めようとする

理想平等の世界の隅で
穴に隠れた破戒者が笑う

終わりの見えない不自由を
理不尽にかき混ぜては


また、平和のために殺すと指導者は言う

繰り返し、繰り返し、繰り返し。



  

2001