旅の始まり/空港

Airport

空港はいつも「始まり」を感じさせるので好きだ。同時に、おかえりの場でもあってそっちの方はなんとなく「あ〜、終わった・・・。まっ、いいっか天麩羅うどん食べれるし」みたいな感じを抱かせてくれる。 例えば、慣れた日本の空港を飛び立って、外国の空港に着くと、音とか、色とか、匂いとか、全部が「外国」で、だからウキウキしてくるというか、そこからもう始まっている、「旅」。空港にいると、僕はいつもホットになる。

今、羽田空港に新ターミナルが出来、関西国際空港も第二滑走路を準備中。中部国際空港もでき、福岡からはアジア便がどんどんでている。関西圏だけで伊丹、関空、神戸、(ひょっとすると琵琶湖?)の3空港を持ち、そんなの必要か?と議論もわいている。曰く(兵庫県知事)「空港の数だけではなく、滑走路の数で考えると関西という経済圏/スペインやカナダに相当/に関空の1本、伊丹の2本(内、1本は短くて大型機が離発着できない)の3本ではどうしようもない。満杯だ」ということらしい。なので、神戸と関空の2本目がいる、と。近距離に空港をつくると離陸、着陸時に航空機が上空で制限されるという話も聞くが?

まぁ、そんな空港の諸事情はあるにせよ、あんなに慣れ親しんだソウルの金浦空港も、香港の大都市の中に入っていくような空港も、み〜んな綺麗にチャンギ空港のようになった昨今、空港にいて異文化を感じる?その国を感じる?のは、難しい。どの国の空港にもランコムの化粧品はあるし、マルボロは売っている。 それでも、現実的に「スタート」の地である以上、そこがホット・プレイスであることに変わりはない。








ナイロビ ウィルソン空港(上段右)
バンコク ドンムアング空港(上段左)
大阪 伊丹空港(下段)