ぼくと宇宙の関係
足元で揺れた
小さな、小さな、花
腰をかがめて口づけた
溝 石ころ 自転車のベル 車。
「いい天気だな」
見上げた空の上には
まだ、空がある
光の速さで 歪む 時間と空間。
ぼくは宇宙の中にいて
万有との間で包含の関係にある。
蹴飛ばした石ころが
ドブの中に転げ落ちた
明日に向かう帰り道。
転げ落ちた石ころ。
目の前の、ほんの些細な現実を
つかみ損ねたぼくは、笑い
鼻で笑った明日を憂う。
もしも
言われている通りに宇宙が巨大なら
ぼくの過去と未来を足しても 追いつけない。
あまりにも無限だから
眺めることさえできないから
宇宙の向こうの見えない先を
思い浮かべては可笑しくなって 笑ってしまう。
ぼくと宇宙の関係は
そんなぼくの、
何も見えないのに、
分からないのに、
笑ってしまうような
未来に、、、似ている。
