ネットワーク経由で様々なソフトウエアや情報を提供するのが、「クラウドコンピューティング」。(日本経済新聞より) i Padなどの多機能携帯端末のヒットで注目を増すこの新技術が、いよいよ具体的に動き出した。21世紀を振り返ったとき、きっと今が「スタート」として記される気がする。

アップルの追従にIT三国志(朝日新聞)なるマイクロソフトとグーグルが本腰を入れて次世代IT社会へ進出している。

それらのサービスをより広いシェアで提供するべく、ソニーやNECが「チャンス」とみて大きな動きを見せ始めている。

文字、写真、動画、ゲームなどなど「情報」を飛び越えたコンテンツが、ネットワークで繋がり、オンデマンドで手にする時代。

「クラウド」時代は、氾濫する情報をいかに精査するかという「旧時代」を終わらせ、「何と何をリンクさせて《新しい価値》を見いだせるか」ということに尽きる気が(個人的には)している。

便利から始まって、それがなくてはならない必須への移行。

今の時代を、象徴するコトバだと思う。

2010.05.30記