コーヒーハウス
斜めに差した光の下で
揺れる、香りと湯気
スプーン&カップ
ただただ騒がしい
朝が、始まる。
広げた新聞の隅の方で
また誰かの死を報せる
トースト&バター
ただただ忙しい
一日から、逃げる。
ぼくは 窓際の席に座り
フィルター越しで世界を見る
ぜんぶ他人事に思えるから
たぶん他人事で済ませるから
コーヒーハウス・ミュージック
踊るように眠りながら…
今日も、おかわり。
行方知らずのユメを想い
ひとり、夕暮れを飲む
ボーイズ&ガールズ
とにかく楽しそうな
夜が、始まる。
ぼくは 窓際の席を立ち
息を止めて飛び出していく
手をたたき爆笑していた夜の中へ
抱き抱えるように温めていた世界へ
コーヒーハウス・ウィークエンド
振り返りながらぼくは想う
やっぱりキミが…
小さくなったコーヒーハウス
やっぱりキミと…
