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debris。破片、がらくた、残骸。崩落した岩石の破片や、雪崩落ちた雪塊などを「デブリ」と呼ぶ。

最近、このデブリが「宇宙ゴミ」のことを示すようなってきた。スペース・デブリ。09年2月、アメリカとロシアの人工衛星が衝突したというニュースの中で、このデブリがここ四半世紀で3倍近くにも増えているというのを読んだ。地球の遙か上空の軌道上、何万個という宇宙ゴミが時速25000kmで回っているのだ。大きさ10cm以下のものを含めると、その数は数十万個とも数千万個とも言われる(朝日新聞より)。

そもそもデブリ(宇宙ゴミ)とは、切り離されたロケットの残骸や、役目を終えた衛星などで、07年に中国が衛星の破壊実験を行い、大量のデブリを出したことから注目を増した。

ゴミ。地上では埋め立て地に困り、その処理が環境に悪影響を及ぼしている。リサイクルするまえにリユース、もっと根本的にリデュースを、と「3R」の真っ只中、宇宙では、ゴミが増えているのかとため息が出る。

昔、マンハッタンのど真ん中にあったゴミ処理上から、数キロ先の高層ビル群が見えたらしいが、綺麗に見える青い地球の、その側では、ライフル銃の、約10倍のスピードでゴミが回っているのだ。

いらなくなった「ゴミ」に邪魔されて、いるものが打ち上げられない、そんな「軌道上の壁」になる前に、なんとかしなければ。