ふるさと祭り東京
日本の祭り・故郷の味
@東京ドーム
2016年01月16日

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東京ドームの広い敷地内いっぱいに「日本の祭りと味」が大集結。このイベントは、良くある食の物産展とはぜんぜん違った趣のイベントだ。土日ともなると、入場料1600円ながら、大勢の人が詰めかけ、大混乱。さながらお祭りに出る夜店が、ものすごくレベルの高い日本各地の特産品、とでも言えばいいのか。

なんとも楽しいイベントだった。

まずは、聞いたことはあるけど実際に見たことのないお祭りを堪能する。お祭りステージと題して、内野フィールドいっぱいに広がる舞台で、ステージプログラムにそってお祭りが繰り広げられる。この日は、森のねぶた祭や秋田竿燈まつり、高円寺阿波おどり、沖縄全島エイサーまつりなど。それぞれ、本場から東京へ出てきて、舞台に立つ!だけあって、地元では有名な踊り子集団ばかり。とはいえ、ここは東京。徳島ではなく、高円寺から参加の阿波おどりは、なんというか、東京という「器」に慣れているというか、ばっちりはまっているというか。そもそもかなり有名なお祭りですからね、高円寺の阿波おどりは。見ていて一番面白かったかも知れません(エンターテインメントとして)。

ねぶたもエイサーも流石の迫力でとても楽しかったのですが、息子(4歳)は、完全にエイサーにはまり。タイコヲタタキタイ、とずっとごねていた。

お祭りの合間に、今度はファールグランドから外野のフィールドにかけて広がるブース。こちらは、デカ盛りフェスタ(新鮮なネタを思いっきり盛っていただくお寿司)や、麺を食べてのスタンプラリー、各地方放送局一押し店のブースなどなど、なんとも企画性の高いラインナップ。なかなか飽きさせない、楽しい棚が並び、見ているだけで(試食なんてしちゃうと)ぜんぜん飽きない。

そんな企画ブースの中でも、人混みで大人気だったのが「ちょいのせ」ブース。あきたこまちのご飯を200円で買って、そこからずらーっと並ぶ全国各地の特産品を、ちょいっとずつ選んで乗せていくというスタイル。北海道の市場でよくある「勝手丼(すきな具材を乗せる海鮮丼)」によく似ているが、魚介類だけではないのが、ここのいいところ。肉にごはんのお供に。なんともバラエティ豊か。ビールブースでこだわりのビールを飲んで、デカ盛りやちょいのせで腹をふくらませたら、一塁側ファールゾーンにならぶスイーツストリートへ。ここでびっくりなのが、超高級ソフトクリーム、ではなく、生メロンの種のところをくりぬいてソフトクリームをいれるという代物。まぁ、びっくりするほど満足感のあるビジュアルが、とてもよかったり。
全国各地、特産品はあれど北海道は別格。特に、この春から「新幹線が開通」するということで、北海道新幹線の帽子をもらい、そこにスタンプを押してもらってiPadのおみくじ。息子は、見事、北海道新幹線のステッカーをあてて、イクラにソフトクリームにジュースにがちゃがちゃ。加えてステッカー、というこで大満足のようすだった。