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東京おもちゃショー2016
INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW
@東京
2016年06月11日

タカラトミーにバンダイ。おもちゃと言えば!という会社がフロア別に大きなステージとブースを構える東京おもちゃショー。子供の数が減り、「おとな」にも通用するおもちゃを!と業界は生きのこりに必死だとか。スマホとリンクして動き、カメラを2台(2方向)つけて走るプラレール・ドクターイエローのブースの前には人だかり、となりでは黄色いメガホンで「止まれ」とトーマスに合図を送って動くおもちゃが人気を集める。プラレールアドバンスでは、新型の山手線が走り、トミカは各種ミニカーがぐるぐると回っていた。息子にとっては、まさにパラダイス。ここで試作品を出して、子供に遊んでもらって改良するというおもちゃもあるようだ。

小さなブースでは、商談を終えて一般公開された土日ではやる気がないのか?特に中国などの海外から来たブースでは、なんだか、バイト?と思われる男性が、ずーっとスマホをして、周りにはどこかで見たようなぬいぐるみのおもちゃが展示されていた。他には、KUMON。教材といってしまえるようなおもちゃを、KUMONの先生なのか?が相手をしている。教え方(というか遊び方)が実に上手い。

子供向けど真ん中のおもちゃ、大人も楽しんで欲しい(大人が子供の時に遊んだ)おもちゃ、そして、どちらかと言えば、マニアのような大人?が楽しむおもちゃ。実に、おもちゃとひと言でいっても振り幅が広い。印象的だったのは、外国人が多い事!やはり、ジャパンクールという一面に、この種のモノが存在していることを認識。

子供を囲んだ「ライフ(生活)」をトータルで提供するブースもあった。最も人を集めていた(というより、私自身がいちばんはまった)のは、トヨタの「カマッテ・カプセル」。“クルマが持つ「夢」や「楽しさ」を次世代へと伝えていきたい、クルマをもっと身近なものとして感じてもらいたいという想いのもと、親子で車内の空間をカスタマイズできるトレーラー”を展示。ITが全てを繋ぎ、運転も自動になってからも、「近さ」「楽しさ」は、人間同士で絶対である、ということをしっかりと示してくれた。とても楽しいブースだった。記念撮影した写真は、ペーパークラフトに印字され、QR コードでデータが落とせる、なんとも、展示会で楽しむとはこういうこと!のお手本のよう。こども部屋のレイアウトのお手本としても使えるようなかっこいい展示だったことも付け加える。