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LCC


LCC(Low-Cost Carrier)、日本語で格安航空会社。
徹底的にコストを抑え、路線を限定し国内線を中心に運行する小規模キャリアのこと。

先日、全日空が2009年を目処にアジアの航空会社との合弁という形でLCCの設立を発表。現在、東南アジアを中心に急成長を遂げるこの市場に追随することを決めた。大手航空会社が子会社という形でLCCを設立することは珍しいことではない。関空に就航を始めたジェットスターはカンタス航空の子会社であるし、シンガポール航空、タイ航空、ルフトハンザ航空、大韓航空など、大手キャリアが子会社化したLCCを持つ例は多い。

また、LCCの中でも早くから経営を軌道に乗せたブラジルのゴル航空は、同国ナショナルフラッグキャリアのヴァリグ・ブラジル航空を買収した。

2010年、発着枠の広がる成田・羽田両空港に参入を考えるLCCも多く、「安い」と言われるチケットを買うのではなく、キャリアを選ぶ、そんな時代になりそうだ。