HANEDA AIRPORT HEAD STORE
LUXURY FLIGHTのフライトシミュレーター

@羽田空港本店
2025年6月28日(土)

本格的な航空機のシミュレーション体験ができる。羽田空港やセントレア空港で展開されるこのLUXURY FLIGHTは予約必須の人気スポットになっている。パイロットになれなかった大人たちの贅沢な遊び、というだけではなく、キッズコースが設けられているのも特徴的。今回は、息子が体験する20分間のキッズ体験プランをレポートする。

羽田空港店には、ボーイング737MAX、エアバス320に加えて本格的なシミュレーション体験ができるG58の3種類がある。選んだのはエアバス320の20分コース。3,850円。羽田空港第一ターミナルの5階、そのずっと奥にこの店はある。手前にはスターバックス(こんなところにあったんだ)や、アートギャラリーなどもあり、混雑した空港の中では、とてもひっそりとした居心地のいいところにある。

予約した時間の10分ほど前に行くと、時間まで航空機の座席(プレエコ)に座って待つ。隣には、有楽町のアンテナショップにもあったスターフライヤーの革張りのシートもあった。時間になれば、壁だとばかり思っていた場所の扉が開き、コックピットへ。

エアバスはハンドル?が左サイドについていて、前の部分が広々している。息子曰く、「だから機内食はテーブルのようなトレイが出てきて食べられる」が、ボーイングは、目の前にハンドルがついているので、膝に乗せて食べないといけないらしい。

副操縦士の席には、スタッフの方がしっかりとついてくれ、キッズでも楽しく操縦体験ができるように完全にバックアップしてくれる。羽田空港の滑走路から離陸して、スカイツリーをぐるりと回って都内上空を飛行した後、羽田のどの滑走路へ着陸するかを聞いてくれ、希望通りに着陸していく。

離陸の加速、タイヤをしまい、目の前のフライトレコードを見ながら操縦していく。羽田のD滑走路への着陸を選んだ息子。スタッフの方も、なかなか珍しい所を選ぶね、といいつつ、着陸は、完全に目の前のレーダーを見ながら。高度と方向の交差する地点に、黄色い小さな四角を合わせてながら降りていく。実際のパイロットも、そうやっているらしい。

ある程度滑走路が近づいてきたら、自分の目で微調整をしていく。どんどん高度を下げ、滑走路が近づく。そして、着陸、リバース(逆噴射)などの一連の操作を、スタッフの方が分かりやすく説明してくれ、息子も、すぐに操縦することができていた。

着陸してから、地上を操縦するのが大変らしく、ハンドルの強弱の塩梅をつかむまで、息子も苦労しているようだった。

20分間。離陸して、簡単に旋回して着陸するだけのコース。体験としては、初心者中の初心者で、これに味をしめたら、どんどんと体験時間を延ばし、操作も、スタッフの方の助けなしでやるようになるんだろうな、好きな人は。現に、私たちと同じ時間に大人の男性が予約を入れており、スタッフと、「今回は、できるところまで一人でやります」みたいなことを言っていた。

私自身は体験していないが、今度、是非やってみたいと思える体験だった。電車や新幹線のシミュレーターを、小学生の頃に嫌というほど突き合せられたが、フライトシミュレーターは、私もやってみたいかも、と思わせる代物だった。ゲームとは、やっぱり違った。











         



      


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