「どうせ胃の中に入ったら同じ」という感覚。まさにあれ。
もんじゃという食べ物を初めて「目」にしたとき、そう思った。ぐちゃぐちゃになるなら、さいしょっからしちゃえというやつね。目で楽しむフレンチや、京料理とは根本的な相違。だから駄目だし、でも何かいい。なかなか焼けないもんじゃを待ちつつ、関西人の僕は「お好み焼き」と比較していた。っでようやく一口。口にした瞬間、あの小さいヘラみたいなやつを放り投げた。比較すること自体が阿保くさくなった。全然違う食べ物であり、広島や大阪のお好み焼きとは同じ土俵にいない。トムヤムクンとソト・アヤムが全然違うのと同じだ。

ならでは、という点から言ってこれは適切。東京でもなく江戸でもなく、今や月島、ならではの一品だ。

お餅や明太子、ベビースターにえのきまで、、、トッピング豊かな点が、奥深い、らしい。その深さは僕には分からないが、お餅を入れると確かに美味しかった。ちょうど数日前、餅ピザなるものを、砂糖醤油をつけて食べていたので、それを思い出しつつ、、、とにかくビールが旨いね!とか何とか。つい、飲み過ぎた。
……焼けるのが、遅いんダもん。

月島ならではの
「もんじゃ焼き」

NaRaDeWa トップに戻る