「3776」
平穏 安穏 UNKNOWN
知らないだけの何かに
まるで、晴天乱気流
綺麗すぎた 雲一つない 先行きの
その、先
計れるものだけで予測して
だから安心だと無防備でいたら
転んで すりむいた
ひりひりと湯船で眺めた
ニッポンイチノフジノヤマ
風来坊
朝陽より早い一日の終わり
それは、天気雨
折り畳んだままの傘に似て
ずっと、隅
計り知れない何かを潜め
広げないまま太陽ばかり見てたら
風邪ひいて 熱が出た
濡れた前髪から垂れた雫
湯船で輪となり広がった
目を閉じる。
頭に描いたフジヤマの
計ってしまえば平凡な
そんな高さを見上げてる
分かってしまえば退屈な
風呂屋の壁画を鼻で笑う
笑いながら 圧倒される
計ることのできない美しさに
(c)SHoGo PaPeR -SHOGO SUZUKI