「another」



いつだって
僕らは「一つしかないモノ」の犠牲者だ

その基準で振り分けられ、泣き、笑い
時々はふてくされて明日さえ放棄してしまう

だからって
追い求めることは止められないんだけど

僕だって
いつかは出会えるはずだと楽観主義で
悲観的な君のアドバイスが、ついつい、面倒臭い

要するに
まだまだ決まった訳じゃないから、挑むんだ

この、見えない、でっかい、先の先へ


新しいことの全ては
最初は決まって落とされる運命にある

また別の価値を創り出し、認められることが
どれだけのパワーと偶然に満ちているか
僕らは歴史の中でそれを知っている

だから
奇跡に近いそんなチャンスを
ここから発しながら待っている

自分の発する全てが
そんな「もう一つ」になるまで

その、日まで。


(c)SHoGo PaPeR -SHOGO SUZUKI