「真ん中を行く」



俯瞰したぼくの一生
いくつかの選択と、適当な落し所で
この道を生きている。

凝視した今この瞬間
傷付くことを避けた、凸凹な近道の途中
花も風も香りも全部

それらしく、存在している。

永遠じゃないこの道の
それらしい毎日で、ぼくも存在する。


何を選んでも、
何処を進んでも
どうせ、
言い訳のできない一本道なら
遠吠えするのを止めて
真ん中を行こうかと、思った。


決意したぼくの五分後
何も変わらず、凸凹なままかも知れない
花も風も香りも全部……

だけど、
ぼくは真ん中を行く。
渦の中心で花を摘み、
風に乗せて香りを飛ばしてみせる

永遠じゃない、この道で
その、真ん中で
ぼくが存在しようと、決めた。


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