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(日本の)小学生ならではの「ランドセル」

小学生になったら、ランドセルが持てる。それがモチベーションだという話はよく聞く。私の小学校は、黄色い布製のランリュックというものだったので、転校生がランドセルをしていると、ちょっと違和感があったのを思い出す。同じように学ランではなく、中学校も高校もブレザーだったので、どこかランドセルに通ずる「違和感」が個人的にはあるのだが、それでも、やはりランドセルは、子供にとってはキラキラするような嬉しいモノであるようだ。来年の4月に入学する子にとっては、一般発売される7月を前に、6月に先行発売。さらにそれに先行して、展示されるということで、中目黒の店舗へ見に行った(土屋鞄製造所)。そんな熾烈なランドセル争奪戦を、語源となったオランダのランセルが日本に入ってきた時、ランドセルと背負う鞄に名前をつけた時、想像もしてなかっただろう。手間暇かけて丁寧に仕上げるランドセルが主流の今、値段が高騰している。が、6年間、しっかり使えるようにと、親(祖父母)としては買ってしまうのだろう。写真は、土屋鞄のランドセルと、伊勢丹のcokitica(コキチカ)×大峡製鞄(オオバセイホウ)のコラボランドセル。

素材違いで同じデザイン。糸やステッチの違いでラインナップが勢揃いするランドセルは、背負い心地、重さなど、子供が背負って、コレ!っていうのを待って、いっぱい背負って、それで決める。後は、色の選択。土屋鞄の場合は、色と素材別で先行申込み受け付け時間が違う。伊勢丹のランドセルは、毎年、整理券争奪戦で、人気カラーは売り切れ必至、らしい。