Date Masamune as an icon in Sendai
仙台における伊達政宗というアイコン
@仙台
2026年4月19日(日)

この春、私たち家族は仙台と松島へ2泊3日の旅に出かけた。
東北地方最大の都市、仙台は、人口100万人を超える大都市で、
人口ランキングで11位、昔から10大都市に数えられる。
仙台と言えば、まずパッと浮かぶのが「牛タン」。
これは仙台ならではだ。戦後、食糧難の中、米軍が牛肉を食べ、
その残った部分、「舌」を炭火焼にして食べたのが始まりと言われている。
さらには「ずんだ」、「笹かまぼこ」など名物の多い街だ。
都内からは新幹線はやぶさで1本。
気軽に行き来できることから、日帰りでサッと帰ってきてしまう出張が多かったが、
今回は、家族でじっくり旅することにした。
で、改めて気づいたこと。
それはこの仙台における伊達政宗というシンボル、
そしてアイコンとしての絶対性だ。
仙台城跡の伊達政宗公騎馬像は、
東京の東京タワー、大阪の通天閣、名古屋の金のしゃちほこ、
京都の五重塔に並ぶようなシンボルになっている。

さらには伊達政宗のお墓である瑞鳳殿は、
再建されて半世紀ほどしか経っていないので色鮮やかで、見ごたえがたっぷり。
伊達政宗のアイコンはなくとも、その存在感がすごいのだ。

仙台市博物館では
伊達政宗が実際に着用した鎧(黒漆塗五枚胴具足)が期間限定で見られる
(公開期間以外はレプリカが見られる)。
さらには、仙台駅にも、
ガラスケースに入った伊達政宗像が、どしんと存在している。


ここまで、一人の像やアイコンが点在し、
それぞれが観光スポットになっているというのも、珍しいのではないか。
ひとえに、あの兜の三日月。
この「鋭いデザイン性」がなせる業かもしれない。
もちろん、お土産というお土産、ロゴというロゴが、
伊達政宗を思わせるものであふれている。
青葉と三日月。
関ケ原の合戦以後、徳川家康からこの仙台の地を与えられ、
仙台藩の初代藩主として繁栄のはじまりを気づいた人が、
426年たった今でも、これだけアイコンになっていることに、
なんとも不思議な感じすら覚える。
日光における徳川家康や、
奈良における聖徳太子が、
そんなにアイコンにならないのに、である。
やはり、兜の三日月の前立、
あのデザイン性のおかげだろう。
もともと、戦場での視認性を高めるためのデザインらしいが、
それが今でも通用する普遍性。
ナイキやAmazonのロゴにも通ずるところか。
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