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和梨とパルマ産生ハム
戻り鰹と丹波しめじのマリネ
フォアグラと賀茂茄子のソテー バルサミコソース
北海道産エゾバフン雲丹とあさりのスパゲッティーニ
金目鯛のソテー 魚介とオルツォのズッパ
京都牛フィレ肉の炭火焼き すだち添え
いちじくのパブロバ
コーヒーまたは紅茶

番外篇で「京都」のイタリアン。
八坂の塔を見ながら、日本画家・竹内 栖鳳の屋敷を改築した日本家屋で、ねねの道、一年坂・二寧坂と情緒を感じながらいただけるお店。

パスタがとにかく美味しい。個人的にパスタ好きというのが大きいが、この日のメニュー、北海道産のエゾバフン雲丹とあさりのスパゲティは、第四の皿としてはちょうどよい量。そして、素晴らしいお味だった。前菜の前に出た和梨とパルマ産生ハムは、メロンじゃなく「梨」なんだというおもしろさ十分。一口でぺろりといただくと絶妙のハーモニーだった。前菜は戻り鰹の肉厚さに驚き。味付けが嫌味無く、京風でさっぱりなのが嬉しい。京野菜の丹波しめじは納得の味。あぶったフォアグラに、これまたぴったり合う賀茂茄子のソテーは、京都ならではの乙さが堪能できる。今が旬だという金目鯛のソテーは、麦の歯触りがきいて口の中でおもしろい。京都牛という「牛」があるのか?と思いつつ、添えられている赤万願(万願寺唐辛子)と一緒にいただくと、柔らかく存在感のある牛だった。

デザートが出た頃にはほどよい満腹感と、贅沢なほどの満足感に浸れる、三つ星レストラン。

個人的には、挙式を行った翌日、記念として訪れたが、この店は昼間を中心にウェディングパーティが盛んに行われている。今年の夏、両家顔合わせでも訪れ、その時は「夏のメニュー」をいただいた。そうめんカボチャの前菜から始まり、珍しく、美味しく、満足できるメニューは折り紙付き。挙式中に提供できるメニューは通常のレストランメニューよりも多彩で、量も質も豊富。毎年、記念として訪れようと、「会員」になった程、個人的にお気に入りになった。ちなみに、近くの別館にはバーもある。

【京風イタリアン】
THE GARDEN ORIENTAL KYOTO (ザ・ガーデン・オリエンタル) @京都

2011年9月5日(月)

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