【和食】

京都つる家の鯛茶漬 @銀座 ★★
2009年11月14日(土)

「ミシュランガイド京都・大阪2010」で三つ星を獲得した京都の「つる家」。
明治41年に大阪で創業し、昭和3年に京都の岡崎に出店。東京へは平成17年、銀座松坂屋本店を皮切りにペニンシュラと大丸に出店している。

「つる家の鯛茶漬」といえば、ごまだれという一品を銀座松坂屋本店のお店でいただいた。京都人のぼくには少々味が濃いかと思う分、出汁を多めに入れるとまろやかで深みのある味になる。もちろん、はじめは出汁をかけず、そのままいただく。締めのあっさりした一品が主役に躍り出た一椀は、それが十分に納得のいくしっかりしたお味。幸せな気分になれる。先付・小鉢と甘味がついて2,940円。

今回は、あまりの感動に、世界飯の番外篇という形で紹介したい。

■先付、小鉢

この日の先付は程よい堅さと濃厚なお味のごま豆腐。
小鉢は煮た大根に鳥そぼろの餡をかけた一品。
■鯛茶漬、香の物

出汁をかけずにまず食べて、出汁をかけて生の鯛が少しくりんと丸まったところを。二度美味しい。ワサビのアクセントと漬け物がまたいい。最後、茶碗蒸しをつるんと…。
■甘味

黒蜜ときなこのわらび餅。喉ごしと舌触りのいい一品。

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