本場イタリアや東京で修行し、故郷の富山で店を開いた田中シェフ。ミシュラン1つ星のイタリアンで、食べログやヒトサラでも表彰されている名店。とにかく、オリジナリティあふれる皿が特徴で、おまかせの一本勝負、8皿+デザート(+茶菓子)で1人18,000円は、決して高くない金額設定に思わせるだけの価値がある。季節によって使う食材は変わり、何度もリピートしたくなる雰囲気が見事だ。気持ちよく食事ができる空間だ。
私は、ペアリング(12,000円)で楽しむことにした。富山県産の食材のみならず、ペアリングのワインもオレンジ系や白ワインは地元富山県のワイナリーでつくられたものだった。他は、中部や南部イタリアのもので、もちろんだが、どれも料理にマッチした。ペアリングがあるときは、できるだけお願いするようにしている。料理が倍、楽しめるからだ。
メインの魚、そして選べる肉料理、最期のパスタの3皿までの5皿が、もう脳内が混乱するほど独創的な料理ばかりだった。この日はまず、レモングラスの泡にバイ貝とエリンギのグリーンソース。これは歯ごたえ、味、風味、どれをとっても、この店の高クオリティを象徴した最初の皿だった。合わせたスパークリングワインが爽やかに口の中で踊る。2皿目は季節の野菜を天ぷらにして白エビを乗せたもの。これまた富山県オリジナル。合わせた白ワインが、単体で飲むのと合わせて飲むのとでは印象が180度変わった。ちなみに、パンが、とても美味しい。3皿目はヤギ肉とヤギのオイルにチーズ。独特の臭みは、ソラマメと一緒に爽やかにいただける。合わせたオレンジワインの後味が忘れられない。次の茶碗蒸し。豆の下にゲンゲという富山の魚をとてもおしゃれにいただく逸品。富山県のワインでいただく。そして次のタコ飯。この独創的な皿は、ぶっとんで美味だった。水タコの歯ごたえ、ポテトチップスのアクセント。ベースの飯が旨い。
そしてメインの2皿。魚はしっかりと料理した逸品。そして肉は素材を最大限に生かしたシンプルだからこそ火加減などの難しい絶品。これまでコースで食べたどの肉料理の中で一番かもしれない。近江牛や松坂牛も、ここまで旨味は感じなかったかもしれない。ちなみに、富山牛と紹介された。魚の皿もソースがやはり美味で、パンと一緒にいただく。合わせたのは魚に白ワイン、肉に赤ワイン。この2本が、特にうまかった。特に赤ワインは調べてネットで注文してしまったほどの一本。パスタは山菜のオイルパスタ。十種類ぐらい入っていたのではないかと思わせる山菜。味はもちろん、少し揚げたような食感もあり、とにかくパスタの旨いイタリアンは絶品だ。最後にパスタという珍しい順番も、なっとくさせるだけの味だった。
デザートはミントアイスが美味で、苺に白あんを混ぜる、これまた独創的な逸品。コーヒーがよく合った。この日、夫婦ともども誕生日が近く、バースデープレートも提供していただいた。確かに安くはない。ただ、値段以上の満足感が半端ない名店だ。
【イタリア料理】
ひまわり食堂2 @富山![]()
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2026年5月20日



























■おまかせコース
(8品+デザート)
18,000円/1人
・ペアリング(8杯)
12,000円
・スパークリンググラス
1,500円
・白ワイン
1,300円〜