大阪のなんばグランド花月(NGK)とここ、新宿のルミネ the よしもとだけが
利益を上げている、とよく言われる大人気のよしもとの劇場。
吉本興業の本社もある新宿で、長らく愛されている。
2016年から10年間、特に私は家族でこのルミネに訪れている。
ざっと、このルミネで見た芸人は、
ブラックマヨネーズ、麒麟、ジャルジャル、2丁拳銃、レイザーラモン、しずる、
チーモンチョーチュウ、学天即(当時はまだ漢字、2017年)、野性爆弾、パンクブーブー、
マヂカルラブリー、プラス・マイナス(解散前)おいでやすこが、ジャングルポケット、
トット、ゆにばーす、オズワルド、中川家、かまいたち、テンダラー、あべこうじ、
すゑひろがりず、インポッシブル、千鳥、ミルクボーイ、シソンヌ、見取り図、ニューヨーク、
ミキ、紅しょうが、天才ピアニスト、次長課長、ギャロップ、銀シャリ、囲碁将棋、
バイク川崎バイク、パンサー、蓮華、バッテリィズ、ぼる塾など。
このほかにもログを取っていない回がなんどかある。
テレビで活躍している千鳥やかまいたち、
旬だったバッテリィズやニューヨークが出るとなると
なかなかチケットも取りにくいが、
平日の午前中の部などは3列目や4列目で見られるのがいい。
そして、テレビで活躍するコンビより、
劇場番長的な、しっかりとしたネタを見せてくれるコンビは、
本当に、生の熱量と合わさって腹がよじれるほどに面白い。
この劇場、キャパは500人ほど。この大きさが実にいい。
しかも、全員が笑いに来ている人たち。
そこに、笑わせる芸人の漫才。
もちろん、一日にいくつか出番があるので、あたりはずれはある。
なんとも元気なく、適当に流してやってるな、
というコンビやトリオもいることにはいるが、
それもまた、ライブならではの感じがしてよい。
記憶に残っている大爆笑ネタは、ミキのおさがりチルドン?と、ギャロップのネタ。
トットの禁煙ネタ(THE SECONDよりもずいぶん前)やシソンヌの蕎麦屋のコントなんかが印象深い。
他にも笑った記憶は多いが、全体的にスカッとして劇場を後にすることが多い。これがいい。
そして、今回。
ラインナップ的にトップはアインシュタインかと思ったら、
意外にも見取り図からスタート。
トップバッターなので、まだ客は温まっておらず、
リリーの結婚式のスピーチという時期的にぴったりなネタだった。小笑い。
ロングコートダディは淡々とコントをやってはけた感じ。
テレビでも見たことのあるコードネームのネタ。消化不良。
続いて、男性ブランコ。漫才だった。
これはなかなか面白く、世界観が見事だった。客もしっかりと見た感じで、中笑い。
正直あまり期待していなかったアインシュタインが、
大御所の3連チャンを前に、大爆笑をかっさらっていった。
稲ちゃん、すさまじいお笑い感度。
もう、小声の一言、一言が全部突き刺さった。
笑いすぎて、ネタはしっかり覚えてないけど、
ヘイ、はまちで腹がよじれた。
というより、ネタから外れまくっていたので、
これは大御所たちがやる空間ごとで笑わす域まで達した証拠か。
個人的には、この回で一番お白かった。
そして、タカアンドトシ。
ネタをしっかりと守りながら、遊びも入れつつ、
これぞ寄席でみる漫才の真骨頂、というのに近づいている。
札幌を代表する筆頭芸人。サンドイッチマン(仙台)、華丸大吉(福岡)と
並び称されるだけはある。
そして、トリ前。大阪の劇場で圧倒的話芸でうならせる矢野・兵動。
彼らの漫才が東京で見られる!ということで、私も今回はチケットを買った。
NGKだと、リズムが東京よりも緩やかだ。
そして、一本、一本鋭い(考え抜かれた)矢を打ち続ける東京のコンビと違って、
空気感でまるごと支配して笑わせる。
ずっとにやにやして聞いてしまう。兵藤さんも歳をとった分、なんとも味が出てきた。
私が学生の頃は、超しゃべくりで、すばやいリズムとワードセンスで面白かったが、
もう、今は、また違った味で笑わせてくれた。
トリはもちろん中川家。
空気感でまるごと笑わせる最高峰。
NGKでも見たことがあるが、ここルミネでも2、3回見ている。
どれもが、同じようなネタのはずなのに、毎回、違った面白さがある。
今回ばかりは、前に矢野・兵藤さんがネタをしたので、
似ている感じの中川家だけに、輪をかけてネタから外れたところで、
だらだらとしゃべっていた。これ、好みのわかれる感じだなぁ、とは思う。
ネタが終わって、休憩。
そこから30分の寸劇があるのだが、
その前に席を立つ人もちらほらいた。
この日は立見席まで満席状態で、空いた席に座ればいいのに、とか思いつつ、
ほんこん座長の寸劇。これは、もう、アドリブ合戦。まぁ楽しい時間だった。
劇場をたくさん持つよしもとは、それだけ芸人も育つ。
大阪でも、最高峰のNGKに行くまでに漫才劇場など芸人それぞれの力量に合わせてホーム劇場がある。
東京でも、ルミネを最上に、一番の若手(ナユタなど)が中心の神保町、
ちょっと変化球の大宮、沼津なんていうのもあるらしい。
今度、神保町あたり、行ってみようかな。





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LUMINE the YOSHIMOTO
ルミネtheよしもと 土日祝公演
@ルミネ the よしもと(東京)
2026年6月28日(日)

