

Prism of the Real: Making Art in Japan 1989 - 2010
時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010
@国立新美術館(東京)
2025年10月24日(金)
これも、あれも、これだって、アート。
そんな日本の表現の豊かさを感じる展覧会。
この視点での、集合体は、非常に楽しかった。

1989年から2010年。平成の始まりから、東日本大震災の前年まで。
日本のアーティストたちが、独自の表現で世界へ打って出た、そんなアートを
次から次へと、あれこれごちゃ混ぜに一つの空間にパッケージされる。
こんな空間、なかなか体感できる機会はない。
今回、個人的には映像作品に惹きつけられた。
ぼんやりと、座って観てると
なぜか、分からない身体の芯からぶくぶくと何かが芽生えてきて。
人の少ない時間帯へ行くのが、お薦めだ。

海外の本物を日本で観た世代が、
日本から世界へ独自のものを展開していく。

ヴェネツィア・ビエンナーレでの草間彌生(1993年)

「アンブレラ、日本とアメリカ合衆国のためのジョイント・プロジェクト」クリスト(1987)

「肖像(双子)」森村泰昌(1989)


「ランドセルプロジェクト」村上隆(1991)

「ザ ワールド フラッグ アント ファーム 1991-アジア」柳幸典(1991)
砂に色をつけて、これだけ定規ではかったような国旗を造り上げる職人技と
そこに蟻の道でアートを表現する面白い作品。

「エステティック・ポリューション」椿昇(1990)
360度ぐるりと周りながら、近くで凝視していると、どんどん世界が広がってくる作品。


「レゴ」中原浩大(1990-91)
レゴをアートの局地まで高めた作品。裏側の模様が個人的には驚き。透明のロゴの使い方が絶妙。

「網膜(ワイヤー・ホライズン、タンジェ)」大竹伸朗(1990-93)
使われている素材の数が、この作品の奥深さを生み出している。世界感がすごい。

「ポリズム」村上隆(1991)
このぐらいの時期の村上隆作品は、なんともバランスがいいなぁ、と。

「Slash」宮島達男(1990)

「Aegnt Orange(2006)」「Agent in Disguise(2006)」「Dead Flower(1994)」奈良美智
1994年から20年近く経って、作風が完成型に向かっていることがわかる三作品。


「アトムスーツプロジェクト」ヤノベケンジ(1997)

「仮面劇のためのプロジェクト(ヒロシマ)」サイモン・スターリング(2010)

「〈torii〉より《台中、台湾》」下道基行(2006-12)

「題知らず(戦争画RETURNS)」会田誠(1996)

「結い、You-I」照屋勇賢(2002)
藤の花のように垂れ下がるのが、パラシュート兵になっているところで、この沖縄の世界が一気に広がる。

「〈Japanese House〉より」米田知子(2010)

「若き侍の肖像」小泉明郎(2009)

「ボデゴン・鳥」森村泰昌(1992)

「2匹の月のうさぎ」ジョーン・ジョナス(2010)

「古代美術館」大岩オスカール(1995)

「トコヤマーク トキとコブキ」中村政人(1992)

「ベジタブル・ウェポン」小沢剛(2008)


「博多ドライヴ・イン」ナウィン・ラワンチャイクン(1998)


「西京オリンピック」西京人(2008)
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