トイ・ストーリー、ベイマックス、ズートピア。プレーンズにカーズといったアニメの可能性をいろいろと見せてくれるディズニー/ピクサーのアカデミー受賞作がこちら。「とにかく、泣ける」。そんな評判を聞きつけ、ちょっと時間が空いたから映画でも行こうか、と調べると吹き替えしか空きがなく。飛び込んだ新宿ピカデリーで鑑賞。「誰も観たことがない明るくカラフルな“死者の国”を舞台に、時を越えた“家族のつながり”を描いた感動のファンタジー・アドベンチャー」。こんなキャッチすら知らずに入った私も、ぐいぐい引き込まれるストーリー。音楽がテーマだけに、リズミカルで、そして画面一杯にカラフル。特に死者の国の場面になれば、思わず微笑むぐらいに美しい。

色がいい、セリフがきざみいい、テーマは分かりやすく、家族を忘れないというザ・アメリカンな展開。絶対懲悪が気持ちいい日本人好みで、それを飽きさせず、惹きつけるのはエンターテインメントの凄み。結局、エンターテインメントって、こうゆうこと!というのを見せつけられます。

とにかく号泣の家族の物語。



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リメンバー・ミー
2017年(アメリカ)

監督:リー・アンクリッチ
製作:ダーラ・K・アンダーソン
出演(声・吹替):
ミゲル・リヴェラ/石橋陽彩、ヘクター/藤木直人、エルネスト・デラクルス/橋本さとし、ママ・イメルダ/松雪泰子、エンリケ・リヴェラ/横山だいすけ、ルイサ・リヴェラ/恒松あゆみ、フリーダ・カーロ/渡辺直美ほか